住宅ローンアドバイザーの石塚です。
8月に20代の新入社員(♂)が入社し、数年ぶりに社員教育というものに携わっています。
自分の時はどう教わったかな?と思い出しつつ・・・未経験の場合、覚えなくてはならない事柄(建築・不動産・金融・他)が多岐に渡るのでなかなか順序よく!というようにはいきません。
住宅営業という職種は、世間一般ではとても人気のある職種とは言えない部類に入るでしょう。
なんとなくキツそう、覚える事が多そう、残業多そう、休み少なそう、ノルマがありそう、上司先輩厳しそう、離職率高そう・・・
こんなイメージだと思います。
もちろん会社によりますが、一部は否定できませんね( ゚Д゚)
特に全国展開しているような大手、フランチャイズ系はその傾向が強いでしょう。
家族経営の小規模な会社も違ったキツさがあるように感じます。
我が社及び我が事業部については、
僕は非常に自由に、自分勝手に働かせてもらっていると自覚しております。。。(;’∀’)
さて、普段の業務としてはこんな内容です。
◆平日(月~金)◆
⓪朝8時頃出社
①✉チェック(新規の問合せ/来場予約✉への応対、顧客・不動産担当者・融資担当者・司法書士・土地家屋調査士・行政書士からの✉返信)
②朝礼~店舗掃除~支店ミーティング(工程会議)
③金融機関への連絡、各種先生方との連絡、不動産業者への問合せ、プレゼン資料準備、間取作成、資金計画書の作成等
④昼食(他のスタッフや世間様と被らないようにだいたい11時頃が多い)
⑤新規分譲地、建築候補地の現場確認、不動産業者への訪問/挨拶、市役所&水道局等へ敷地調査
⑥土地家屋調査士への表題登記依頼、司法書士への保存&抵当権設定登記依頼、行政書士へ農地転用依頼とその書類の準備
⑦土地契約書類の確認、建築請負契約書類一式の作成
⑧金融機関提出書類のチェック、施主様への連絡共有
⑨事前審査・本審査・土地融資・着工金・中間金・最終金手続きの準備と日程調整
⑩建替案件の現場確認&解体業者立会
⑪コンサルタントと打合せ&研修
⑫インテリア業者との打合せ、提案依頼
⑬追加変更契約書類の作成、外構工事見積依頼、現場立会
⑭インフラ未整備の給排水工事の見積もり依頼、及び現地立会
⑮電柱移設案件の調査と東電立会、打合せ
・・・・・・( ..)φメモメモ・・・・・・
思いつくままザッと書き出してみましたが、
お客様との応対以外の時間が多い平日では概ねこんな事をしています。
接客がメインの仕事のようにも思われますが、実際はそれ以外の業務に割く時間がずっと多いです(*´ω`)
担当している工事案件毎に全て進み具合が異なりますので、商談中の方もいれば契約前、契約済、本審査中、着工直前、完成間際・・・
そして期間と共に進行していくので刻一刻と状況は変わっていきます。
当然1件だけという事はなく、常時複数件が同時進行しています。
僕の場合は20代の頃から賃貸 → 不動産売買 → 注文建築・・・と経験してきましたので、基礎知識をある程度持っている状態で住宅営業を始めました。
なので、あまりイチから覚えないといけない!!! という事がなかったんですね(‘_’)
やはり経験値ゼロからではかなり詰め込んで学んでいく必要があります。
一般的には一人前になるには2~3年といったところです。
多くの営業マンは入社6か月以内に挫折して辞めていきます。
過去何十人と退職者を見てきましたが、最初の3~6か月が大きな山場となります。
多くの挫折者の中の一人にさせないよう、新人BOYをキッチリ育ててみせます(/・ω・)/
